サンクリからサンペドロまでバスを乗り継いで行ってみる。

何か色々あってサンクリに到着。
サンクリは標高2100mに位置する高原の街。
具合が悪くなりそうなほど暑いカンクンと比べると随分と過ごしやすく、加えて街並みが大層お洒落ということもあり、旅人に大人気の街だ。
本来ならどっぷりと沈没して生産性のない日々を送る予定だったが、カンクンで預かった荷物を一刻も早くグアテマラに届けなくてはならないので、2,3日の滞在で移動することにした。
特にサンクリの観光スポットなどは調べていなかったので、適当に街歩きでもしようと思っていたところ、Gさんが近くにある先住民の村に行かないかと言うので、Kさんも誘って一緒に行くことした。
どうやらサンクリの周辺には先住民の村が幾つかあるらしく、シャトルバスで簡単に回ることができるらしい。
今回はその中でも最も近くにある村を訪れることにした。
名前は忘れた。
シャトルバスに揺られること15分。
着いた。
ちょうど日曜日だったので、村は何やらお祭り騒ぎでとても賑やか。
未舗装の道を歩いていると、生きた鶏を両手に鷲掴みにしたおばさんと何度かすれ違い、その度に軽く衝撃を受けた。
メインの広場には教会があり、そこは一層賑やかだった。
きらびやかな民族衣装に身を包んだ人々が、色々な楽器を奏でながら行進していく。
この村の人々は写真は魂を吸い取るものと考えているため、旅行者が写真を撮ることは禁止されている。
それでもなんとかこの光景を写真に収めるため隠しながらカメラを回していたが、結局見つかって注意を受けている欧米人観光客を何人か見た。
やれやれ。
広場のすぐ横ではロケット花火がバンバン打ち上がっていた。
ただロケット花火と言っても日本のそれとはサイズが随分と違い、棒の長さが約150cmほどありその先端に大きな火薬が付いている。
日本のロケット花火でも十分うるさいが、こちらのは思わず耳を塞ぎたくなるような爆音。
けたたましい音を上げながら空へと飛んでいく様は、ロケット花火というよりちょっとした小型ロケットだ。
たまに現地の人がふざけてこちらに向けてきた時は、Gさんが軽くキレそうになっていた。
こんな感じで先住民の村訪問が終わった。
翌日、サンクリから国境を越えてグアテマラのサンペドロ・ラ・ラグーナという村に移動。(以下 サンペドロ)
このルートは便利なシャトルバスが運行しており、なんと宿の前まで迎えに来てくれるので、このルートを通るほぼ全ての旅行者がこのシャトルバスを利用すると思われる。
さらに言えば、シャトルバスを使わない場合、自力で4,5本バスを乗り継がなくてはならないため、シャトルバスを使わない理由がほぼない。
頑張ってシャトルバスのデメリットを挙げるなら、1日1本朝7時ということだけだ。
ただ、朝早く移動したくない自分にとってはこのデメリットはなかなかのデメリットで、
どちらで行くか決められずとりあえずもう1日ゆっくりしようと朝10時に起きが、やっぱりゆっくりしていられないと思いお昼頃にチェックアウトしてバスターミナルに向かった。
今日中にサンペドロ・ら・ラグーナに着けるどうか分からなかったが、とりあえず行けるところまでバスを乗り継いで行ってみることにした。
まず、サンクリから「コミタン」という街へ移動。
バスターミナルに着くと「コミターン、コミターン」と叫んでいるおっさんがたくさんがいるので着いていく。
楽だ。

バスはすぐに出発して二時間ほどでコミタンに到着。
ドライバーに国境まで行きたいと伝えると、それならそのバスに乗りなと教えてくれた。
バスの乗り換えるとものの2,3分で出発。
順調すぎる。
再びバスに2時間ほど揺られ国境の町「シウダークアテモク」に到着。
出国を済ませ、グアテマラ側の国境の町「ラ・メシア」に移動。
グアテマラに入国すると何となく暑くなった。
ここから「ケツァルテナンゴ」という街に行きたいが、どうやら直接行くバスはないらしい。

グアテマラで有名なチキンバス。

見た目は厳ついことこの上ない。
夜に後ろから近づいてきたら、間違いなく速やかに道を譲るレベル。
そんなチキンバスだが、市民の足として重要な役割を担っている。
ただ、よく強盗に襲われるとか襲われないとか。
とりあえずチキンバスに乗り込み、ケツァルテナンゴとの間にある「ウエウエテナンゴ」に移動。
このチキンバス、見た目通りかなり荒ぶった走りを見せてくれる。
すっかり日は落ちて暗くなっているが、葛折りの山道を爆走。
というか暴走。
手すりにしがみついてないと、もれなく通路に投げ出される。
夜8時を回ったところで、ウエウエテナンゴに近づいた。
今日はここまでにして宿を探そうかと思ったが、どうやらウエウエテナンゴはあまり治安がよろしくないらしい。
加えてあたり真っ暗。
元々泊まる予定はなかったので、街のこともほとんど調べていない。
集金係の若い男が近づいてきたので、今日中にケツァルテナンゴまで行けるか聞くと、一応バスはあるらしい。
それなら行くと言うと、ちょっと待ってなと言い前に戻っていった。
それから少し周りに明るい建物が見え出して街の中心に近づいたのかなと思った時、急にバスが道路脇で停車し、さっきの男がここだ早く来いみたいなことを叫んだ。
急いでバッグを背負いバスを降りると、バスの上に積まれたスーツケースを半ば投げるように降ろされた。
そして、ケツァルテナンゴ行きはあのバスだ、と反対車線で停車している同じく厳ついチキンバスを指差して走り始めた。
どうやら間も無く出発するらしく、スーツケースを転がしている自分を完全に無視して走っていった。

バスに着くと、こいつを頼んだぞみたいなことドライバーに伝えて、それから男は走って戻ってった。
乗り継ぎ時間、実に30秒。
それからバスはまた暴走して、結局着いたのは夜10時半。
ケツァルテナンゴはグアテマラ第二の都市。
さぞ、バスターミナルも大きいのだろうとバスターミナル泊を決め込んでいたが、実際に着いたのは小さなガソリンスタンドだった。
外は大雨。
どうしたものかと考えていると、一人の男がバスターミナルに併設された小さな商店を今まさに閉めようとしていたので、今日ここで寝ても良いかと聞いてみた。
すると、特に問題はないと言うので、背負っていたバッグを枕にしてその場によこになった。
そう言えば今日はまだ何も食べてないなとか、こんなところで寝て危なくないのかとか、そんなことは一切考えずただ地面て冷たくて気持ち良いなとか、まずいこれ普通に寝れる、とか思いながら普通に寝ていると、さっきの男が近づいてきて向こうにホテルがあるからそこに泊まった方が良いとおしえてくれた。
正直起きるの面倒くさいと思ったが、どしゃ降りの中をずぶ濡れになりながら2,3分歩くと一軒のホテルがあった。
こんな夜遅くにも関わらずオーナーが建物の前でタバコを吹かしていたので、部屋を見たいんだけどと言うと、すぐに案内してくれた。
部屋はとても綺麗で値段も悪くなかったので、ここに泊まることにした。
乗り継ぎを含め計10時間。
結局、サンペドロにはたどり着けなかったが、翌日再び盛大に荒ぶったチキンバスでサンペドロに向かった。
結論、シャトルバスが楽。

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