大理で中国ビザの取得に失敗したので、中国にいられる残りの日にち全てを大理に費やした。
大理古城は西に蒼山という4000mの山脈があり、東にジ(さんずいに耳)海という大きな湖がある。
標高は2000mと涼しく、自然に囲まれたとても居心地の良い街だ。
城内に入るための門。
観光バスが着いた時は、中国人観光客でごった返していた。
城内には土産物屋やがズラリと軒を連ねている。
中でも銀でできた装飾品の店が多かった。
遠くには蒼山が見える。
歩いていてとても気持ち良い。
洋人街というメインストリート。
おそらく洋人が多かったことから名付けられたと思うが、今はほとんど中国人しかいない。
日本の下町のような感じもする。
お昼過ぎになると、木陰や店の前で麻雀をしている人がたくさんいた。
道端には子猫も。
毎日どこかしら出掛けていたわけではなく、何もせずに宿でボケーっとしている日も多かった。
写真は宿の共有スペース。
宿にいる時は、だいたいピンクのカゴみたいなのに入ってゆらゆらしていた。
屋上には洗濯機があって、自由に使うことができた。
だいたい起きてすぐに洗濯をしていたが、その時間の蒼山は本当に美しい。
だいたい午後になると雲がかかってよく見えない。
さすがに城内の散策にも飽きてきたので、少し足を伸ばして双廊というところにも行った。
双廊はジ海を挟んで、大理とは反対側にある。
距離は約50km。
どんな観光地なのか何も知らないが、古城を散歩していると「双廊行き」と書かれた乗り合いワゴンをやたらと見かけたので、時間があったら行こうと思っていた。
大理から双廊へ行く途中。
蒼山が綺麗。
双廊に着くと、なぜか「大理行き」と書かれた乗り合いワゴンの客引きが集まってきた。
着いてすぐに帰るわけない。
双廊は一本のメインストリートがあり、その両端にレストラン、ホテル、土産物屋がたくさん並んでいた。
通りは結構な距離があるので、自転車かバイクに乗っている人が多くいた。
レンタルバイク。
お洒落。
双廊の中にある「何とか島」に行ってみた。
「何とか」の部分が思い出せない。
島と言っても湖に突き出しているだけで、決して離島ではない。
岬とか崎というのが正しいだろう。
島に入るためにチケットを買う。
10元(約160円)。
こじんまりとしていて中々いい雰囲気。
道が狭い。
ドア?
しばらく歩くと視界が開けて、目の前にジ海が広がる。
遠くにはうっすらと蒼山も。
人も少なくて癒された。
ビザの期限も迫ってきたので、そろそそ移動しなくてわ。